case12.より広く、より明るく、より心地よく…。

浜松市 Hさま邸

お父さまが“ベタ惚れ”して建てたドマーニをリフォーム。

１９９２年に、いまは亡きご主人のお父さまが、地震に強いセキスイハイムを「大いに気に入って」、「ハイムでなければダメ」とドマーニを新築。「当時父親は本当にセキスイハイムに“ベタ惚れ”でしたね（笑）」

そんな思い出がいっぱい詰まった築２７年のドマーニをリフォームしたＨさまご一家。主なリフォーム箇所は、１階の水まわりとリビングダイニング、そして玄関ホールです。

【Before】リフォーム前の暮らし

【After】リフォーム後の暮らし

トイレを移動して、広い浴室と広い洗面脱衣室を確保

水まわりのうち、浴室と洗面脱衣室のリフォームには、ご家族三人三様の目的がありました。まず、ご主人の希望は、足を伸ばして入浴できる大きな浴槽。奥さまの希望は、かつてお父さまが車椅子生活になったのを機に屋外に出していた洗濯機を洗面脱衣室に戻すこと。そして、高齢のお母さまは、浴室入口の２０ｃｍの段差を解消すること。ご主人は、広くなった浴室で念願の“足を伸ばして入れる浴槽”を日々満喫。奥さまは、洗濯機が洗面脱衣室に戻り、「外でのお洗濯は冬は辛かったのですが、これからは快適です」と、ご満悦です。お母さまも「洗面脱衣室が広くなって使いやすくなりました。段差もなくなり安心です」と大喜びのご様子。

キッチンの吊戸棚を撤去してＬＤＫに一体感と開放感を創出。

キッチンも、より明るく、より使いやすくリフォーム。まず、キッチン上部に設置されていた吊戸棚を撤去したことで、キッチンが明るくなり、ＬＤＫに一体感と開放感が生まれました。また、冷蔵庫の位置をキッチン奥のオーバーハング部（屋外側に突き出た部分）に変更し、動線をコンパクトにしたことで、移動がスムーズになり、キッチンの使い勝手が向上。さらに、キッチンの床をフローリングからタイルに変更。タイルの床は掃除がしやすく、「油汚れも簡単にキレイになるので助かります」とのこと。

玄関ホールの収納を拡充し、使い勝手も向上

玄関ホールは、収納スペースを増やすなど、利便性を向上させました。まず、階段下収納の入り口の向きを変えることで、物の出し入れをしやすくしたほか、２カ所に収納を新設。玄関脇には、コート類などの洋服を掛けることができる高さのあるクローゼットを、階段下収納横の収納には可動棚を設置し小物類を仕舞いやすい工夫を施しました。また、北側和室の出入口の引き戸は浴室の拡張により塞がってしまいましたが、引き戸を撤去すると和室の改装工事も発生してしまうため、引き戸をそのまま生かし、Ｗ壁の厚みを利用して設置した本棚の目隠しとして有効活用しました。