静岡県内各地で整理収納講座や女性講座を多数開催している「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生が、整理収納ワンポイントアドバイスをご紹介します。(佐藤先生のサイト【ブログ】)

皆様、こんにちは。暦どおり大寒は寒くなる日なのに、3月中旬の気候となり今年は春も意外に早いかなと感じています。しかし、その頃から、お正月から食べる量が明らかに日常的に定着、それが当たり前になると減らすのが難しくなり、近頃は体重計に乗るのでさえ恐怖です。我が家は主人と私は別々のウオークインクローゼットを使っていますが、主人の方に体重計を置いているため、主人は朝、パジャマを脱ぐとすぐに体重計に乗り、そのあと聞こえてくるのが「まずい!」の一言。
主人は結構な大食漢で、自ら料理をするようになってから、献立は主人がほとんど決めるようになりました。買い物もスーパーを何軒も回り好きなモノをゲットしてきます。私としてはずいぶん楽をさせてもらっていますが、男性が作るとなると量が多い。せっかく作ってくれるので褒めておだてて食べるのですが、実は、最近ヘトヘト気味。確かに腕も上がって美味しい。しかも食べる量を少なくするとご機嫌がヨロシクないため、無理をすることも・・。当然答えは私の体だけでなく主人の体重増加にもなっているようです。年をとったら代謝も下がるので、若い時と同じように食べるのは負荷がかかりますよね。食べ過ぎて不健康になったら本末転倒!
本格的な春が来る前に夫婦で<体重一旦減少&維持>を目指して頑張っていこうと思い始めた2月です。
思いついたらすぐ行動
母が施設に入っているので、現在実家は家主がいないままになっています。今後母が実家に戻ることはないと思われますが、だからと言って誰か(身内でも)住んでくれる人がいればいいのですが、それもなさそうなので、少しずつ不要と断定できるモノは、弟と話して片づけることにしました。もちろん母が健在なので、母の持ち物はそのままですが、住む人がいなくなった台所にある調理道具や古い家電などは貰い手がなければ捨てるつもりでした。
ある日、ラジオから開催中のフリーマーケットの中継が流れてきました。コロナが落ち着いてから、フリマも徐々に開催されるようになったことを知り、早速情報を元に5日後にはそのフリマに参加してみました。そのフリマは近くに住むフィリピンやブラジルから働きに来ている方たちが多く集まるようで、安く買った品は、もちろん使うでしょうが、時には国の家族に送ってあげるとの事。どうせ捨てるだけならば、少しでも喜んでもらえる人に買ってもらった方が、私も嬉しいし、モノだって嬉しいはず。
値段も負担のないように、どんどん値引きしての大サービス!出店料1,000円を支払うので収益は少なかったですが、実家に埋もれていただけのモノが活かされただけで参加した価値がありました。


手をかけた分だけモノは活き返る
そのフリマに出すモノは、汚れや埃を取りピカピカに磨きました。それをやっているだけでモノは息を吹き返すようにイキイキしてくるのです。特に電子レンジやオーブントースター、やかん、鍋などの金物は手を加えるとピカピカになりました。「ありがとう」と言っている気さえするから不思議です。
もちろん買い手がつかないモノもありましたが、最後は「ご自由にどうぞ・・」と無料にしてもよかったかなと今は思っています。
今は、メルカリやリサイクルショップ、オークション(未経験ですが)など、幅広くモノを譲る機会がありますね。私も楽しみながらメルカリを利用していますが、フリマには独特の楽しさがありました。
会場に持って行くには車が必要になりますし、値札をつけたり、お釣りを準備したりとやることはいろいろありますが、家の不用品を洗い出し、フリマというイベントに参加してみることを暮らしの一部にすれば、相乗効果は倍にも三倍にもなります。私はひとりで初参加でしたが、出店している人が話しかけてくれ、他の場所で開催しているフリマの情報まで教えてくれました。もしかすると顔なじみになってフリマ友達ができるかもしれません。
ただ、今回は実家の片付けでの出品になったわけで、普段から片付けを意識してやっている自分には、売る品が出ないのです。これはイイことだと思うのですが、フリマのために要らないモノを無理に見つけ出すのも、これまた本末転倒ですよね。笑


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「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生 ご紹介
静岡県静岡市生まれ。 2010年に整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師資格を取得。 静岡県内を中心に、セミナー、2級認定講座、収納サービスなどを展開。 NPO法人ハウスキーピング協会所属。 静岡県内各地で整理収納講座や女性講座の開催実績多数。
2015年2月にはTBSテレビ「マツコの知らない世界」に物干しアドバイザーとして出演。