静岡県内各地で整理収納講座や女性講座を多数開催している「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生が、整理収納ワンポイントアドバイスをご紹介します。(佐藤先生のサイト【ブログ】)
皆さま こんにちは。4月に入り新年度が始まりました。私の二人目の孫も4月から晴れて一年生!
早いもので娘が出産で里帰りした時に建てたばかりのキッチンシンクで沐浴させたことが懐かしく思い出されます。あの時の赤ちゃんが一年生だなんて・・
イジメ問題やいろいろ難しいこともありますが、どうか毎日元気で楽しく過ごして欲しいと願うばかりです。そんな孫も会うたびごとに成長しているのを見ると、あまり急いで大きくならないで!と少し寂しくも感じています。
そんな時、とても不思議な話を娘から聞きました。それは孫が家のトイレで小人を見たと言っているとのこと!
「えっ!!時々はなしに聞くあの小さいおじさん?」と思いましたが、孫が見たのは緑の帽子の小人さんだったそうです。何だかワクワクしてきました♪
歪んだ大人には見えなくてもキレイな心の孫には見えたのでしょうか?
ちょうどその頃、地元の新聞の記事にあった妖精についてのコラムを読んだばかり。イギリスやアイルランドにいるとされている妖精。日本ではあまり馴染みはありませんが、妖精はきれいなものが大好きなのだとか!特にきれいな水ときれいに片付いた台所を好むそうです。家の中を汚したりするとひどく怒って人に悪さをするそうですよ。
そこでイギリスの人々は昔から、妖精に悪さをされないように家を大切に暮らしていたのだそうです。ちょっとイイ教訓かもしれませんね!
習慣にして片付けストレスをなくす
キレイな台所が好きなのは、なにも妖精だけでなく人間だって同じこと。私も台所だけは自分の一番の自慢できる場所でもあります。
余分なモノは出しておかない。使い終わったあとのガスコンロ、調理台、シンクは必ず拭く。最初の状態に戻す。この3つについてやらない日はありません。手と体が動作を覚えているので大変だと思ったことはなく、片付け始めるとスムーズに運びます。むしろルーティンワークなので体が自然と動いてしまうと言った方がイイかも知れません。
そして人間の脳は習慣化するようにできているそうです。片付けが億劫にならないのは既に習慣になっているためだと思います。
雨でも風でも毎日必ず歩くという友人がいます。休むと調子が悪くなると言います。もう少し軽く言うならば歩かないと「気持ちがワルイ」と感じるのだそうです。彼女も歩くことが【習慣】になっている一人でしょう。
あとは継続ですね。習慣から継続。
そのためのちょっとしたコツをお話しましょう。
キッチンタイマーの意外な使い方
以前「習慣コンサルタント」の古川武士さんのお話を聞いた時、整理収納を「習慣」にするためには、時間を区切ることで得られる効果は大きいとおっしゃっていました。
また、人は15分間という単位が試しやすく続けやすいそうです。5分では短い、されど30分では長い。15分と聞けば何だか無理なくできそうな気がしますね。古川さんの家には「続けやすい15分間」を計るためにキッチンタイマーが10個以上あるのだとか!
15分間の時間管理。これは片付けにも大変有効だと思います。部屋が散らかってきたら一気に片付けるのは時間も労力もかかります。それを一日15分間と決めて習慣にしてみる。15分は案外あっという間です。迷っていられません。
タイマーがピピピと鳴るまでに定位置に戻しましょう。15分経ったら終了。
「もう少しやりたい」という気持ちになったらミソ!実はそこでストップした方が習慣化されるのだとか。これなら片付けが苦手な方でも知らない間に毎日できるようになりますね。
毎日15分で片付けの達人になるのも難しくはないようです。
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「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生 ご紹介
静岡県静岡市生まれ。 2010年に整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師資格を取得。 静岡県内を中心に、セミナー、2級認定講座、収納サービスなどを展開。 NPO法人ハウスキーピング協会所属。 静岡県内各地で整理収納講座や女性講座の開催実績多数。
2015年2月にはTBSテレビ「マツコの知らない世界」に物干しアドバイザーとして出演。