静岡発！「整理収納」なるほどレシピ　Vol.47
スタイリストに学ぶ、服の持ち方でクローゼット改革

皆さま、こんにちは。まだまだ肌寒い日もありますが、空気や景色の中に確実に春が見えてきました。交わす挨拶にも桜や花粉症という言葉が入るのは毎日のことになりましたよ。そういえば昨年の春の気象はどんなだったか覚えていらっしゃいますか？
私の記憶では確か冬から春を飛び越え一気に初夏になったことを覚えています。「あら、せっかく買った春物の洋服を着る機会がなくなっちゃったわ・・」と残念に思ったものでしたが、もしかしたら、近年の日本の気象には合服じたい必要ではなくなっているかもしれませんね。
それでも女性はファッションが大好き！女性が着る洋服の色ひとつで街の雰囲気だって変わるのです。ある有名なかたは日本の女性はもっと明るい色の洋服を着るべきだと提唱していました。ファッションってパワーがあるんですね。春の陽気に誘われたら素敵な1枚を見つけにショッピングするのもいいですね。

洋服の持ち方を知る

今までのコラムでも何度か洋服のことを書いてきましたが、講座を開催すると必ず悩みに服のことがあがります。
先日読んだ雑誌に、スタイリストの地曳いく子さんが服の捨て方と買い方についての記事が載っていました。

参考文献　：『日経おとなのOFF12月号』（P34～37）,日経BP社

＜捨てる編＞には、「半分に減らせばオシャレ度は3割あがる」とあります。そのためには自分を美しく見せる服だけを持つこと。いつまでも持っていることで元を取ろうと思わず、捨てても決して振り返らないことが大切だとおっしゃっています。そして「衣替えで人生を見直そう」とも言っています。洋服のことで悩んでいる皆さん　あなたのタンスやクローゼットの服は人生そのものです。たくさんの思い入れが詰まっている洋服を見直すのは人生の見直しに繋がる大切なことではないでしょうか？おしゃれ度を3割アップできるのは、皆さんの決断次第でもありますよ！

洋服の見直しはモノの見直しと共通

＜買い方編＞では、現代では服の一生ものはないと心得た方がいいとあります。買い足しより買い替え。流行には簡単に乗ってはいけない。買うなら無理せず身の丈にあった価格帯を選ぶようにともあります。まとめるなら安易に買って数を増やすな！ということですね。
そして買ったものならしっかり着倒せ！ともおっしゃっています。数の中の一枚にせず大事に愛情を持って着てあげてね・・・という優しい服への思いなのでしょう。洋服の持ち方は、暮らしの中のモノの持ち方に共通するとも言えます。皆さんも暮らしの節目になるこの季節にもう一度、洋服はじめ家の中のモノの見直しをしてみませんか？

また、私は今回ご紹介した雑誌のほかにも、彼女の『服を買うなら捨てなさい』を読んだことがありますが、服の持ち方で悩んでいるかたにはおすすめの一冊です。

参考文献　：『服を買うなら捨てなさい』, 地曳 いく子,（2015）,宝島社

セキスイハイム東海ご入居者様へのメッセージ

「書き出す」行為は記憶の定着です。私も買い物に行く前に買いたい物をメモしています。と言いながら、そのメモ自体忘れてしまうこともありますが（涙）　友人は今日したいことを具体的に紙に書きだすことをしていました。それをすることで、簡単なことでも書き出すだけで意識できると言っていました。私も時間の使い方と段取りが掴めると思い早速マネをしています。行動に優先順位がついて予定が消化できた時の達成感をあじわうことができます。これは片づけもしかり！一度にやろうとしてもできない時は逆に落ち込むこともあるので、課題は自分ができる範囲にしていきましょう。ひとつひとつこなし、計画的に進めていけば毎日の片づけがさらに楽しくなると思いますよ！

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