早くも一年の半分に差しかかってしまいましたね。
それにハタと気付いたのはお隣との境に咲くアジサイが自然のカレンダーのように花の形をつけてきたのを目にした時でした。
今年の運気を気にしていた年の初め。
いい年にしようと意気込んでいましたが、いやはや暦に書かれていたことなど半年も過ぎればスッカリ忘れている自分。
それだけではなく、いろんなことを平気で忘れる。忘れるつもりはなくても覚えていない。
最近はこんなことがしょっちゅうです。
情報があまりにも多くなっている環境のせいかもしれませんが、もちろん年齢だって否定はできません。
ここは素直に認め、忘れない対策を考えた方が得策と言えそうですね!
さて、皆さまのお宅の庭に咲く季節の到来を教えてくれる花は何ですか?
超高齢社会で収納も見直してみる
皆さんが口を揃えておっしゃるスッキリ感やサッパリ感はやはり「隠す収納」になりますが、果たしてこれが万人に受けるかと言ったらそうではありません。とくに現代の日本は超高齢社会となっています。
超高齢社会とは老齢人口(65歳以上の方)が全体の21%以上を占めることを言いますが、この数字は2007年にはすでに達しており、それどころか、今から34年後の2050年には約40%近くが老年といわれる方たちとなる予想がでているのです。
見える化で安心収納
歳をとるというのは体が思うように動かないということにも繋がります。体力がなくなれば気力も同時に萎える。片づけたいと思っていても身体がうまく動かなくてはそれもおざなりになってしまう。どこに何をしまったのかも忘れ、大切なモノの場所や必要なモノの存在もあいまいになってしまうことがあります。
どんどんしまい込むことが高齢者にとって一番いい形とはならないのです。
そこでモノの「見える化」。いつも使う道具やモノは視界に入りやすいところに出しておくということも、年齢にあった収納方法と言えそうです。
ただ、注意するのは何でも出すのではなく、身近で使う頻度を優先させます。ラベルをつけるのも有効です。生活の中に馴染んでいる場所があれば極端に変えることはせず、整えるだけでも気持ちは新鮮になります。置く場所も高齢者の方の手の届く高さがベスト。
上におけるスペースがあってもできれば低い場所だけで済むように、災害も考慮するといいでしょう。馴染んだモノだけに厳選し、選んだモノは堂々と出しておく。年齢とともに行動範囲も狭くなれば必要なモノも少なくなります。「見える」ことはきっと安心にもつながります。
子供が独立し家からでていくとスペースが戻り自由に空間を使えるようになります。そこで余裕があれば一部屋でも自分の趣味の部屋とするのはいかがでしょう?
そこはいわゆる好きなモノ、趣味のモノを広げても誰にも干渉されない自分だけのお城です。 そこに落ちない対策としてバーをつければ揺れにも安心です。部屋が無理なら自分だけの収納場所でもいいのです。 その代わり他の共有スペースは侵さない。自分のお城と共有スペースの使い分けです。自分だけにしか分からない宝物は誰にもあるように価値観は夫婦といえども水と油ほどになります。
お互いを尊重し合って譲り合う、それぞれのお城は大きな思い出ボックス・保管箱と考えればお互いに目をつむることもできるのではないでしょうか?
大切なモノを収納するバンカーズボックス。
揃えて使えば見た目も美しく、中に収めるモノの価値が違ってきます。
とても丈夫で書類だけでなく思い出の品や取っておきたいモノを収納するには便利です。同じモノを用意すれば収納するときも無駄が生じません。
取り扱い:フェローズジャパン
リフォームも
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「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生 ご紹介
静岡県静岡市生まれ。 2010年に整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師資格を取得。 静岡県内を中心に、セミナー、2級認定講座、収納サービスなどを展開。 NPO法人ハウスキーピング協会所属。 静岡県内各地で整理収納講座や女性講座の開催実績多数。
2015年2月にはTBSテレビ「マツコの知らない世界」に物干しアドバイザーとして出演。