一年の後半ですが、猛暑の夏を越し、身体はこの爽やかな今の季節が一番動きやすいと言えます。
秋祭りやら、子供の発表会、お住まいの地域の運動会などの行事でスケジュールもいっぱい！
イベントで外に目が向きがちですが、バランスを取るように家の中も改めて見つめ直してみませんか？
暮らしに変化をもたらすならば＜部屋の模様替え＞をおすすめします！
家具を少しだけ移動しただけでも気持ちはとっても新鮮！そこからますます部屋をキレイにしたくなります。キレイになったお部屋にお友達を呼んで秋の夜長に楽しい「語らい」もいいですね。
暮らしの変化で部屋の使い方も変える
赤ちゃんが産まれて家族が増えたことで生活様式が変わった娘夫婦。リビングを広く使いたいと家具を移動、部屋の模様替えに挑戦しました。
私も相談を持ちかけられたので、いろいろアドバイス。
子供から視線が外れないように戸を外したことでリビングの面積が広くなりました。フローリングにはコルク材のフロアクッションを敷き詰め子供が走っても転んでもいいように対策していました。ひとつの家具の移動でどんどんイメージが広がったようで、ウォークインクローゼットの中の引き出し収納グッズまで高さを揃え、ちぐはぐな色の引き出しはこの機会に手放し、形、大きさ、カラーまで統一してありました。
入れ物が揃うと、今度は中の衣類まできちんとキレイに収納したくなるようですね。おかげで母の私に娘から＜お上がり＞がドサッと流れてきました。
使いやすい配置は機能的
家具の配置ですが、入口に低いモノ（チェスト）、また開閉がスムーズにいくように入ってすぐの所には何も置かないのが理想です。
入口から奥に向かってだんだんと高いモノを置くと部屋は広く感じます。また窓の前には遮るようなモノは置かず、視界の＜抜け＞を作るといいでしょう。
色が統一されていなければ、一番面積を占める色に近いファブリックを使ってカバーを作ったりするのもいいでしょう。
家具の配置を変えるだけで部屋の景色が変わるので、壁に掛けてある飾りモノの位置も一緒に変えるか、または取り外してみるのもいいと思います。
配置変えで「床面積」が多くなると部屋の広さは確保できます。
そして、部屋を広く見せる手段としては壁に飾ってあるモノを減らすことです。 また、部屋の広さや家具の位置に合わせてフォーカルポイントを作りましょう。メリハリが生まれます。
額ならば、ラインを揃え、間隔を揃える。
オープン棚であれば、あえて余白空間をつくるとおしゃれな感じになります。
注：フォーカルポイントとは注視点、目を引く点のこと。住宅建築線用語辞典より。
お子さんの子供部屋も成長に合わせて机の配置を変えたりして、環境を変えるのもいいですね。親子で意見交換交えながらやると楽しいものです。
明るすぎて勉強に集中できなかったかもしれませんし、荷物が増え窓の開閉が知らぬ間にしにくくなっていたかもしれません。洋服も掛けるだけでなく、畳んで引き出しにしまえることができるようになれば、丁寧に取り扱うことを＜しつけ＞としても教えたいですね。生活様式は昔とは格段に変わりましたが、モノを大切に扱うことや気持ちは引き継がせたいことです。
高級イ草のような風合いと、汚れや湿気に強い使い勝手のよさを併せ持つ新素材も魅力。
カビやダニを寄せつけず、肌の弱い方や小さなお子様も安心してお使いいただけます。簡単に水拭きができこぼした跡が残りません。色は５色（グリーン・ピンク・イエロー・グレー・バイオレットどれも薄い色）
サイズ／1枚：83×83×1.6cm
材質／天然の無機材料・吸湿性炭酸カルシウムと合成樹脂の複合素材
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「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生 ご紹介
静岡県静岡市生まれ。 2010年に整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師資格を取得。 静岡県内を中心に、セミナー、2級認定講座、収納サービスなどを展開。 NPO法人ハウスキーピング協会所属。 静岡県内各地で整理収納講座や女性講座の開催実績多数。
2015年２月にはTBSテレビ「マツコの知らない世界」に物干しアドバイザーとして出演。
