時代に合わないモノもある
いつかつかうかも！は意外とつかわない
私ごとですが、34年前に建てた家の解体が先月終えました。3年前に長男に譲り現在は嫁と幼児二人の4人で住んでいましたが、今回建て直すことになりました。
4LDK（32坪）の中に入っていたモノを、近くのアパートに移る際、本当にこれだけの荷物が収まるのだろうかとみんなで心配しましたが、何とか上手く入ったようです。しかしその作業にともなう要らないモノの処分には相当のエネルギーを要し、私も労力でサポートしました。
作業途中に息子たちが子供の頃に使った積み木が出てきました。子供のおもちゃは成長とともに少しずつ処分してきましたが、きれいな積み木はきっと孫たちが使うだろうと私が取っておいたモノです。
しかし、孫たちには安全で良質なおもちゃがあり、結局昔のなめると若干色が落ちる積み木は捨てることになりました。「いつかつかうかも！」と取っておいた積み木も最後は私の手で捨てることに。
思い入れがあるモノも、最終的に手放すことを決断が大事。
でもそのときに思い浮かべるのは・・・
他にも、布団や座布団を包んだ大風呂敷と婚礼箪笥に掛ける大きな布も引き出しの中から出てきました。日の当らない場所に保管していたのにも関わらず色はあせ、懐かしい気持ちでいっぱいになりましたが、今は使い道がありません。
それでも何とか使い道をひねり出そうと、２週間ほど悩みましたが思い付かず、そのうちに目にするたびにストレスになってきました。
ストレスになるというモノは多分もう今の生活に必要ないと、気持ちを切り替え、最終的に手放すことを決断。ただその時に高いハードルになったのは、親の顔でした。親が揃えてくれた嫁入り道具の一部。そのモノが必要ということより、ありがたい親の愛情がネックになってしまったことです。モノによっては簡単に手放せないモノもあるのです。できれば新しい活用はないかといくつかの選択肢は考えましたが、時代に合うモノと合わないモノがあるのだと気付いた出来事でした。
大事なのは、そのモノが新しい古いでなく、活かせるか否かということなのです。
収納量が増やせる優れモノ
さてスペースのないところにモノを収納しようとすると知恵を使い工夫を凝らします。上手くモノが収まったときは達成感さえ感じます。
でもモノの位置は永久ではありません。不自由を感じたらいつでも変えてみてください。近頃は新築の時に所有しているモノに合わせて収納を決めるパターンが多いようです。
昔ながらの箪笥は消えつつありますが、生活のシーンに合わせて増やせるアイテムに簡易収納グッズがあります。使う場所としては、子供部屋や洗面所、クローゼットの中、納戸などに最適でしょう。
それらの収納グッズを利用する時はキャスターが付いているモノが便利です。付属品として別売りのキャスターがあるので購入する時に確認してみましょう。キャスターつきは移動が簡単、掃除をする時にも便利です。
すきまに入るような収納グッズ（引き出しタイプ）では段数が増やせるモノもあるので収納したいモノに合わせることができます。オープンタイプの可動式ラックは棚が自由に変えられるのでモノの大きさに合わせて対応できます。
収納には隠す収納と見せる収納があります。
皆さまのお宅はどちらで実践されていますでしょうか？
隠す収納はただしまい込むのではなく、いかに取り出しやすくしまうのかということがポイントであり、見せる収納はいかにその美しさを維持していくかがポイントになります。一番お気に入りの状態に戻す意識を持ちながら、片づけることや収納することをどんどん楽しんでくださいね！
抜群の美しさと耐久性で年代を越えて愛されているスチール製の高品質なワイヤーシェルフ（ラック）です。組み立てが簡単で豊富な色やサイズ。バリエーションも自由自在です。
余裕の耐荷重性能で安全性も高くどんな重いモノでも収められます。
キッチンからリビングまでどんな場所にもフイットし、魅せる収納で大活躍します。
リフォームも
お任せください！
長く家に住んでいると、部屋の中にモノが増え、空間が狭くなってしまうことにお悩みではありませんか？
モノがあふれると整理整頓をするのも一苦労。
お部屋の空間も狭くなると、気持ちも窮屈になってしまいます。
そんなご入居者様向けに、お部屋の整理収納力をぐっと高める収納リフォームをご提案いたします。
「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生 ご紹介
静岡県静岡市生まれ。 2010年に整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師資格を取得。 静岡県内を中心に、セミナー、2級認定講座、収納サービスなどを展開。 NPO法人ハウスキーピング協会所属。 静岡県内各地で整理収納講座や女性講座の開催実績多数。
2015年２月にはTBSテレビ「マツコの知らない世界」に物干しアドバイザーとして出演。
