皆さま。いつも私のコラムをご覧いただき誠にありがとうございます。
月日が経つのは本当に早いもので、コラム連載開始からまる1年が過ぎました!季節を追いながらお伝えするので、それまでよりずっと自然を肌で感じております。
それが要因なのか、特に6月に入るといつもより天気予報に意識がいき、梅雨という言葉だけで夫婦の会話が盛り上がるようになった気がします。主婦にとっては毎日の洗濯物が大きく左右される時期ですものね!
日本にとっては大切な恵みの雨ですが、約1ヶ月半近くはこの季節をいかに快適に過ごそうかと悩み、工夫をこらすのは、どなたにも共通することでしょう。
さて、今回はこの気になる洗濯物と深い関係の洗面所をピックアップしてみました。
洗面所での私の工夫などお伝えしていきたいと思います。
洗面所に壁掛扇風機で湿気対策!
湿気がたまりやすく、カビの発生の原因となりうる環境を変えるには
ほとんどの家ではお風呂場と洗面所は隣、もしくは近くにありますね。
当然、湿気はたまりやすくカビの発生の原因となりうる環境となります。
これらの場所は面積も限られ条件的にもさほど広くはないうえ、外からの視線や防犯上で窓も小さなものが多く窓を開けても、湿気をさっと飛ばすほどでもないかもしれません。
これからの季節はドライヤーを使ったりすると、とたんに鏡がくもり、さっぱりしたはずの風呂上りに再び汗をかき、何のためにお風呂に入ったのかわからない!なんてことも度々あることでしょう。
そこで我が家ではそんなことを想定し、新築の際に洗面所に扇風機を取りつけました。
扇風機は壁掛式の普通のモノです。おかげで夏は大活躍!!
首振りにすれば、狭い洗面所の中に溜まった、湿気を含んだ空気を一気に放出してくれ、頼もしい限りです!
どこのお宅でも狭い洗面所の上の方の空間は残っているのではないでしょうか?ビスがしっかり打てるところに設置をすれば危険もなく、それほど高級なものでなくても十分だと思います。我が家をみてさっそく洗面所に取り付けた友人がいて、彼女いわく「もっと早くつければ良かったぁ~」と言っていました。 お風呂場から飛び出しクーラーの部屋に直行するより、火照った体にさっと風を当て呼吸を整えた方が身体にとっては自然でいられるような気がします。
身体にも良く、洗面所の湿気防止にもなる対策として扇風機の設置!
おすすめしたい対策です。このコラムを書いた日に洗面所の扇風機を使い始めましたよ!快適、快適。
快適な洗面所の作り方
洗面所には洗濯機、洗面化粧台、ランドリーボックスなどがあります。
もとより朝の身支度を整えるための家族全員が集う場所。
この清潔を保ちたい場所が案外汚れている。臭いも気になる。
キレイ好きな国民である私たちがもっと意識をしてあげるべき場所ですが、鏡の回りにも足元の扉の中も引き出しもモノで溢れてはいませんか?
収納が足りないと肩を落とす前に、洗面所で本当に必要なモノは何なのかを見直ししてみましょう!
それでも本当に収納が足りない時には、洗濯機の上の空間を有効に使えるラックや壁に取り付けられる棚などで、一番合ったモノを選択なさるのもいいでしょう。洗濯機の上を有効に使えるラックは窓をふさぐ場合もあるので、ごちゃごちゃとモノを置かない事。細かいモノはカゴを使って収納すれば風も通ります。カゴの大きさと色を統一すればスッキリ感が得られます。また洗面化粧台の下は排水の通り道でもあるので、必然的に湿気や臭いの発生が考えられます。
中にぎっしりモノを入れないように、中に収納するモノにも注意しましょう。
洗面所を快適に保つ手段としてはつぎの10のポイント
- 洗剤・柔軟剤はコンパクト洗剤に替える。
- 種類を持たない。
- ストックはなくすか減らす。
- ブラシやくしは使うモノだけにし、歯が欠けたモノや使っていないモノは処分。
- コスメ類は小分けに収納グッズに大きさを揃えて収める。
- 洗濯ネットも一ヶ所にまとめる。
- フェイスタオルも家族の人数+余裕の枚数だけとする。
- タオルはたたむときの大きさが揃うような大きさに統一していく。
- バスタオルは余分を持たない。
- 出しておくモノは商品名がこちらを向くように向きを揃える。
また家族の下着を収納グッズに入れて洗面所におくならば、広さに合った大きさのモノを選びます。湿気の多いところにしまい込むと下着にも湿気が移りますので下着の数は気回せるだけに心がけましょう。
さて、皆さまのお宅ではバスタオルは何枚くらいお使いでしょうか?
我が家ではずっと以前からバスタオルの使用を止めました。主人は身長180センチ。息子二人も遺伝もあるのか、それぞれ181センチ、186センチ、娘も私も164、165センチという大柄家族です。
その体を拭くにはやはりバスタオルは必需品でしたが、家族5人分のバスタオルの洗濯から干すことから、収納までは大変だと思うようになりました。
特に梅雨の時期などは空模様を気にしながら、洗うべきか?一日我慢すべきか?と悩まされました。カラッと乾いていないモノをそのままにするのも気が引けましたし、たたむのも嫌なので中途半端なバスタオルが気になって仕方ありません。
ただ主人は結婚まえからバスタオルを使わない習慣だったので、フェイスタオル2枚があれば十分じゃないか・・・との意見でした。そこで私の習慣を断ち切り、お風呂の時はひとり2枚のフェイスタオルを使うということにし、バスタオルは止めたのです。
何枚かあったバスタオルは、思い切って足元マットなどにリメイクし少しずつ無くしていきました。今は、すっかりその習慣が当たりまえになり梅雨時のバスタオルの始末に悩むことは皆無!バスタオルのストレスから解放され、とても気が楽になりました。
これは我が家の事例ですが、頭を柔軟にして慣習から離れると意外なところから得られる暮らしの発見に繋がるかもしれませんね。
縦にも横にも使える小物収納ボックスです。
組み立ても簡単。仕切り板が可動式になっているため、用途に合わせてどちらでも使えます。ひとつひとつの引き出しにも仕切り板があるので、小物を入れたい時には仕分けができます。材質はPP(ポリプロピレン)なので固くしっかりしています。
半透明で中が丸見えということがありません。しかもスタイリッシュ!
引き出しひとつの内寸は23×10×4。
アイデア次第でいろいろな場所で長く使えるモノだと思いますよ
リフォームも
お任せください!
長く家に住んでいると、部屋の中にモノが増え、空間が狭くなってしまうことにお悩みではありませんか?
モノがあふれると整理整頓をするのも一苦労。
お部屋の空間も狭くなると、気持ちも窮屈になってしまいます。
そんなご入居者様向けに、お部屋の整理収納力をぐっと高める収納リフォームをご提案いたします。
「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生 ご紹介
静岡県静岡市生まれ。 2010年に整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師資格を取得。 静岡県内を中心に、セミナー、2級認定講座、収納サービスなどを展開。 NPO法人ハウスキーピング協会所属。 静岡県内各地で整理収納講座や女性講座の開催実績多数。
ブログ「ビバ!スタイル整理収納アドバイザー 佐藤慶子」