皆さま こんにちは。
二十四節気のひとつ立春も過ぎ本格的な春はすぐそこまでやってきていますね。寒さはこれからの方が厳しくもなりますが、空から降り注ぐ太陽の光は少し前までとはちがうものを感じます。農耕民族の日本では暦が暮らしの中で欠かせないものでした。太陽の動きと暦で日々の移ろいを感じ、モノはなくても自然と共存する暮らしはきっと心豊かではなかったでしょうか?
春は環境も変わる時期です。重いコートを脱ぎすてて気持ちも家の中も明るく軽くしていきたいですね!
あなたのモノの見直し時期はいつ?
先日、所用で市役所に行ったところ驚くほど多くの人が市民課にいました。
私が最初に転校したのが小学5年の2月でしたので、3月からはもっと移動が始まるのでしょうね。今よりモノは少なかった時代だと思いますが、4人家族の引っ越しは母にとっては大変だったと思います。
転勤族の方は引っ越し慣れをしているので、上手くモノを取り扱う術を心得ていることが多いのですが、それでも次の引っ越しまで開けなかった段ボールがあると聞いたことがあります。しかも中身は結局使わないモノであったとか・・・
ご自宅の収納場所には開かずの段ボールや風呂敷包みは入っていませんか?皆さんのご自宅の収納場所には開かずの段ボールや風呂敷包みは入っていませんか?家の中の見直しは、暮れ、年度末、季節の変わり目などが考えられます。
ハッキリしている日本の四季に合わせ、暦を活用し風土に合った見直しの時期を選らんでもいいですね。今風の家に暮らしながら二十四節気を重んじる。洋服を着ながら着物も持っている。モノの持ち方も昔の日本のようなシンプルさを見習ってみてはいかがでしょうか?
紙に埋もれる?
家の中にはいったいどのくらいの紙モノがあるのでしょうか?新聞・広告・ダイレクトメール・公共料金の領収書・レシート・お店でもらったクーポン券・レジ袋に入れてくれたチラシなど。要・不要を意識しなければあっという間に5センチ10センチと溜まってしまいます。これでお子さんが就学中ならばもっと多くの紙類はあるはずです。書類はその情報がいつまで有効なのか?効力があるのかを見極めて、保管しておく期限を管理することが必要です。家のなかに停滞させないように常に意識を持ちましょう!
ポストから家のリビングまでの間で要・不要を判断私は日頃、送られてきたダイレクトメールをポストから家のリビングまでの間に、必要なものなのかを判断し歩きながら分別するので、リビングのテーブルの上に置きっぱなしになることがありません。
朝刊は読み終わったら即処分のボックスに入れます。未読ならばその日だけ保管しておく場所(定位置)に入れます。二日間その場所に置くことはしないので溜まることはありません。どうしても読みたくなれば処分のボックスから出せばいいだけのことなので、リビングには一番新しい情報だけが残ります。
またカタログショッピングが大好きな私はコーヒーでも飲みながらゆっくりページを開くが楽しみのひとつです。 しかし有効期限が長い通販カタログは家の中に留まる期間も長くなります。
カタログは1~2度見て気に入ったモノがなければ見切りをつけるそこで最近は1~2度見て気に入ったモノがなければ見切りをつけるようにし、いつまでもカタログを取っておかないように注意しています。書類には重要な保管・記録系のものと動きのある情報系のモノがあります。情報系のモノは鮮度が大事。古くなった情報系のモノは早めに処分をしていきましょう!
乱雑になりがちな書類をまとめるお助けグッズがファイリングキットです。
本体のボックスと中にセットするフォルダーを使って仕分けをします。
フォルダーラベルに中身を明記し、フォルダーに何が入っているのかすぐ分かるようにすれば出し入れが簡単。探す時間の無駄がありません。
見出しガイドで大きく分類をし、カテゴリー別に分けます。例えば、見出しガイドに「医療」とし、次のフォルダーには「診察券」や「お薬手帳」など医療関係の項目をつくります。「領収書」と記した見出しガイドの次のフォルダーには「公共料金の領収書」「クレジットカードの領収書」などの領収書を保管しておく場所をつくる。「暮らし」の見出しガイドの次のフォルダーには「ゴミ出し」や「家事に関すること」など残したい情報の場所とするなど。
大切な書類の保管場所を決めておくと、不要な書類をとっておく意識が起こりません。
書類の管理と整理は日々の記録でもあります。
書類を入れるボックスも色や形を統一するとリビングに並べてもインテリアと収納が合体し一石二鳥です!「こんな楽しいものだったの!」と書類整理に新たな発見も見出されることでしょう!
ちょっとしたことを忘れないようにと、書いたメモを冷蔵庫のドアに貼ることがありますね。しかし1枚が2枚へとどんどん面積が広がってしまいがち。
オープン型のキッチンは誰の目にも触れるので、冷蔵庫をボード代わりにメモを張るのは止めましょう!
忘れてはならない情報はカレンダーか手帳に書き移すか、書いたメモを財布の中に入れておく方が行動しやすくなります。
リビングは景観が大切です。キッチンが見えるリビングならば、情報を抑える工夫をしましょう!
それでも時間をかけて見なければならない書類もあるものです。一つの専用のカゴなどを決めて部屋にあったファブリックを使い隠すと雰囲気をくずしません。ただし、そのカゴの中には書類意外を入れるのはNO!入れ物自体の目的があいまいになって、ついには「なんでもカゴ」になってしまいますよ!
「整理収納アドバイザー」佐藤慶子先生 ご紹介
静岡県静岡市生まれ。 2010年に整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師資格を取得。 静岡県内を中心に、セミナー、2級認定講座、収納サービスなどを展開。 NPO法人ハウスキーピング協会所属。 静岡県内各地で整理収納講座や女性講座の開催実績多数。
ブログ「ビバ!スタイル整理収納アドバイザー 佐藤慶子」
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