A.セキスイハイム東海コールセンターからの回答
家の中からとつぜん聞きなれない警告音が鳴ってびっくり!!そんな経験はありませんか?
その警告音、火災警報器(火災報知器)の電池切れかもしれませんよ。
そんな時は慌てずにまず火災警報器(火災報知器)からの警告音ではないか?確認してみて下さい。
恐怖!どこからともなく鳴り響く謎の音・・・声。
その時は突然やってきます・・・
「えっ、今誰かの声しなかった・・・?」と耳を澄ますと、今度は「ピッ・・ピッ・・ピッ・・・」とした音が・・・何かの警報?どこから?と家中歩き回って分からず、家族中みんなに声を掛け、家族総出で家中を音の出所を探しまくる始末。
すると今度は、「ピッ、電池切れです」という謎の音声。
でもどこから鳴っているのかわからないと止めることもできません。
テレビ?電話?IH?電子レンジ?時計・・・?
まさか天井からの音とは、家族全員誰も気づきません。
聞きなれない音、声に寝れない・・・そんな事態になってしまいます。
火災警報器の電池が切れたら
電池寿命が近づいた場合、「ピッ、電池切れです。」(音声)を3回繰り返した後、約40秒おきに「ピッ」(警報音)が鳴動。
以上の音声と警報音の鳴動を約1時間ごとに繰り返す。
という事で、こうなってしまったら音を止めるためには、火災警報器本体を外し、電池を一時的に抜いてしまうしか、音を止める方法はありません。でないと、電池が完全になくなるまで、音、声は鳴り続けます。
メーカーによっては、音声で電池切れをお知らせしてくれるものもありますが、「ピッピッピッ」という警告音のみのタイプもあるようなので一度ご自宅の火災警報器について調べておくと安心です。
火災警報器の電池寿命と交換時期
火災警報器の電池の寿命は約10年だそうですが、使用状況によっては8年くらいで鳴ってしまう事も多々あります。
調べてみると電池の寿命=本体の取り替え時期として、約10年での火災警報器本体の取り替えが推奨されています。
- 住宅用火災警報器の電池寿命は約10年
- ほこりなどによる目詰まり
- 電子部品の劣化
などの理由で火災警報器としての機能が低下し火災を感知しなくなるリスクが高まることから、一般社団法人日本火災報知機工業会でも「10年目安」の取り替えを推奨しています。
火災警報器の電池はどこで買える?
あまり見慣れない電池ですが、電池さえ手に入れば簡単に交換できます。
天井に付いている火災警報器本体を回せば(だいたい左廻り)取り外せます。
ちなみに、住宅用火災警報器には基本的に熱感知タイプと煙感知タイプの2種類があり(キッチンに熱感知タイプ、それ以外の場所には煙感知タイプというのが一般的)どちらも同じ電池を使用しています。
電池は大型ホームセンターや電気店で取寄せとなってしまう事が大半です。まれに在庫としてお店にあり購入できることもありますが、逆に新品の火災警報器本体はそれなりの種類や品数が陳列されているのが通常です。
火災警報器の電池交換
電池交換はとても簡単です。電池を交換した後、警報停止ボタンを約1秒間押す、または引きひもを約1秒間引く。作業灯(赤)が3回点滅すると同時に「ピッ、正常です」と1回鳴れば正常です。
(機器によってそれぞれ異なると思われるので、ご使用の火災警報器の説明書を必ずご確認ください。)
10年での火災警報器本体の取り替えを推奨されていることからも、10年を超えて使用する場合は特に動作確認や定期点検を定期的に行って頂く事をお勧めします。
火災警報器の電池交換について まとめ
- 住宅用火災警報器の電池寿命は約10年
- 火災警報器の電池交換は自分でかんたんにできる
- 電池の購入はネットがおすすめ
- 電池交換後は動作確認を忘れずに
- 基本は10年を目安に火災警報器本体の交換
- 警告音にびっくりする前に電池交換がおすすめ
*電池交換の方法は設置されている火災警報器のメーカごとに異なります。
⇒ パナソニック電工(PDF/381KB)
⇒ ホーチキ(PDF/1MB)
⇒ ニッタン(PDF/1MB)
⇒ 能美防災(PDF/1MB)
⇒ セコム(PDF/607KB)
火災警報器のご購入
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