A.セキスイハイム東海コールセンターからの回答
ご自身で解決ができない漏電の場合は管轄の電力会社、電気工事店またはコールセンター、水漏れの場合は水道工事店または水道局へすみやかにご連絡をお願いいたします。
漏電が疑われる症状は?
同時に何種類もの電気製品をご使用になると、漏電遮断器(ブレーカー)が落ちることがあります。とくにエアコンや電気ストーブは消費電力が大きいためこのようなことがおこります。
ブレーカーが落ちたら、使用中のワット数の大きい電気製品のスイッチを切ったうえでブレーカーを入れてください。それでもブレーカーが落ちる場合は、漏電が原因と考えられますので次のような処置をとってください。
漏電した場合の処置
- 遮断器のスイッチをすべて「OFF」にします
- 漏電遮断器(ブレーカー)・契約用遮断器を「ON」にします
- 配線用遮断器をひとつずつ「ON」にしていきます
配線用遮断器を「ON」にした瞬間、ブレーカーがまた落ちてしまう場合は、その回路の配線や機器のどこかが漏電しています。
その回路の配線用遮断器だけ「OFF」にして原因を探してください。
わからない場合は、すみやかに管轄の電力会社(中電、東電)に連絡し、確認して下さい。
電力会社より場所の特定をしてくれる場合があるので、それを踏まえて電気工事店またはコールセンターへご連絡ください。その他の回路は「ON」にして使用できます。
原因究明できた事例
① 配線用遮断器が落ちた部屋内の家電製品のコンセントを抜いて、もう一度配線用遮断器を上げたら、回復できた。 ⇒ 家電製品による漏電と判明。
② 屋外コンセントを使用して電源を取っている、外灯、浄化槽用ブロアーのコンセントを抜いて、もう一度配線用遮断器を上げたら回復できた。 ⇒ 外灯用コンセント、配線、浄化槽用ブロアーの漏電と判明。
水漏れした場合の処置
水道本管からの水漏れを発見した場合は、ただちに水道メーターボックス内の元栓を閉め、水道工事店へ連絡してください。ただし、元栓に入る手前の給水管からの水漏れの場合は水道局へご連絡ください。
家の中の水廻りの設備機器からの水漏れしている場合
キッチン、洗面、浴室、トイレには、それぞれ止水栓がありますが、年式によりコック等がついているタイプもあれば、マイナスドライバーで回すタイプもあります。
その止水栓の場所もキッチン、洗面は蛇口下の収納庫の中にある場合もあれば、浴室やトイレのようにカバーなどで隠れている箇所にあります。
水漏れしている箇所だけ止水する事ができれば、それ以外の場所では水を使う事ができます。
注意点は年数が経っていると止水栓自体、固くなって専用工具でないと止水栓を回せない場合があります。それと止水栓を回す際は、過度な負荷をかけないようにしなければ、逆に水漏れの原因になってしまう場合もあります。
ご自身で行おうとして不安な時は無理せずに、専門の水道業者に任せる方がより安心です。