「例年にない猛暑もやっと去り、いよいよ冬到来!!」
いよいよ冬本番を目の前にした今月は、快適・経済的・健康的に冬を過ごすためのエアコン&加湿器のお掃除について解説します。
少しの努力や工夫で寒い季節を快適に乗り切るヒントの数々、ぜひご参考ください。
ほんのひと手間で効果抜群!エアコン&加湿器のお手入れ
寒さと乾燥から私たちを守ってくれる冬の必須アイテムが、エアコンと加湿器です。
この冬も大活躍間違いなしのエアコン&加湿器ですが、そのパワーを最大限に発揮させるためにも、本格稼動前のお手入れが欠かせません。さらにエアコンの場合、フィルターなどをしっかりお掃除しておくことで省エネにもつながります。
【注意】お手入れの際は必ず電源を切りましょう!
エアコン
フィルター
汚れがたまると暖房効率低下の原因に。
シーズン中でも2 週間に1回はお掃除を
- カバーを開けてフィルターを取り出します。
- 床に置くか、片側に新聞紙などをあて、反対側から掃除機をかけます。目詰まりしている場合はやわらかめのブラシなどでホコリをかき出しながら吸い取ります。
- 掃除機で取りきれないホコリや汚れは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯をスポンジにつけてやさしくていねいに洗います。最後は洗剤をきれいに洗い流し、日陰で乾かします。
本体
アルミフィンに付着した汚れは悪臭の素。
高所での作業のため足元にはご注意を
- フィルターを外したついでに、アルミフィンにも掃除機をかけましょう。
- シーズン初めの臭いが気になる時は、市販のエアゾールタイプのスプレーを使用します。10 ㎝ほど手前からフィン全体に吹き付けるだけ。屋外のドレンから汚れが出てきます。
- お掃除後は1 時間程度「送風」運転にして、内部を完全に乾かします。
換気ガラリのフィルター
「24 時間換気システム」が設置されているご家庭に
- 全館換気スイッチをOFF にした後、安定した脚立などに乗り、カバーを下げながら下端部を手間に引いて外します。
- フェルト状のフィルターの右または左端をつかみ、めくるようにして取り出します。取り出したフィルターにはホコリや花粉が付着しているため、屋外で軽くたたくか、掃除機で吸い取ります。
- 中性洗剤を溶かしたぬるま湯にフィルターをつけて押し洗いします。その後、日陰に干して乾かします。
ダイキンのお手入れ方法はこちらをご覧ください
https://www.ac.daikin.co.jp/kuukinavi/home/care
加湿器
クエン酸効果で気になる白い塊状の汚れもスッキリと
- 加湿器のフタを開け、外せるパーツを外します(製品・メーカーによって外せるパーツが異なるため、必ず説明書をご覧ください)。
- 加湿器の内部に、クエン酸を溶かしたぬるま湯(湯1ℓに対し、クエン酸小さじ2~3)を入れて2~3 時間ほどつけ置きします。その他のパーツも、同様のクエン酸入りのぬるま湯をはったバケツなどに入れてつけ置きします。その後、内部、パーツともに水拭きします。
- フタは歯ブラシやスポンジにアルカリ性洗剤をつけてこすり、水できれいにすすぎます。加湿器の外側は布にアルカリ性洗剤をつけて拭いた後、水拭きして洗剤を落とします。
- 本体、パーツ、フタを外に干して完全に乾かします。