A.セキスイハイム東海コールセンターからの回答
連日の真夏日・猛暑日、家の中ではエアコンが欠かせません。
でも、気になるのが電気代。そこで、効果的な省エネ術を解説します。
また、エアコンの意外な落とし穴もあわせてご紹介。エアコンを上手に使って「快適」と「節約」を一挙両得しましょう。
知って得するエアコンの省エネ術
(1)空気の流れを調整する
効率よく部屋の温度を下げるために、冷房の風向きは上に設定しておきましょう。
(2)エアコンの風量を自動運転にする
外気が比較的快適な温度範囲の場合、コンプレッサーの停止時間が長くなるため、消費電力が低減され、大幅な省エネとなります。
(3)エアコン自体を見直す
(4)窓からの熱気を防ぐ
(5)フィルターの掃除をこまめにおこなう
(6)室外機に日よけを!
室外機に直射日光が当たらないよう、室外機の上に大きめの板を置いたり、「よしず」などで日陰を作ると良いでしょう。これだけでも3~5%の節電になります。
※カバーなどで室外機を覆ってしまうと熱交換が十分におこなわれなくなるので要注意。
(7)室外機を少し斜めにする
エアコンは室外機付近の温度が高くなると消費電力が余計にかかるようになります。室外機は家の外壁にぴったりくっついていることが多く、熱がこもりやすいケースがよく見られます。
室外機を少し斜めにすることで、風通しが良くなり、室外機付近の温度が下がり、消費電力を減らすことができます。
エッ、ホント!?エアコンの意外な落とし穴
こまめなスイッチのオンオフは逆効果
節電のつもりで手動で操作すると、かえって電力がかかる場合があります。
エアコンは急に部屋を冷やすときに多くの電気を使います。
涼しくなったら電気を切り、暑くなったらまた入れるというのは、実は非効率。エアコンの温度調節機能に任せるのが正解です。
冷やし過ぎは「冷房病」の原因に
冷房病は自律神経失調症の一種といわれ、主な症状は、体の冷え、頭痛、肩こり、だるさ、胃腸障害、腰痛、手足のむくみ、不眠など。また、免疫力が落ちることで風邪をひきやすくなったり、ホルモンバランスの乱れから月経不順を起こしたりすることがあります。
エアコンで除湿は間違い
室内の温度を下げて冷房効率を上げるために非常に有効な除湿機能ですが、室内を冷やし過ぎて設定温度に戻す際、逆に温める場合もあります。使い方に注意しましょう。